乗り物 Feed

2009年11月27日 (金)

プジョー RCZ の受注開始

D11a0afa74e8440b83f76e07714ccd2f F64617c43b4b4355952d4fe1ecc9efc1 01e6d62cc80648649f8b031f1bcfade4

プジョーは18日、フランス本国において新型『RCZ』の受注をスタートした。ガソリンとディーゼルの1グレードずつのシンプルな構成で、価格は2万7400ユーロ(約363万円)からとなる。

RCZは9月のフランクフルトモーターショーで初公開。小型のプレミアム2+2スポーツクーペで、外観は「ダブルバブル」と呼ばれる、なだらかな弧を描くルーフが特徴だ。両側のルーフアーチはアルミ製で、ブラックルーフと相まって、高いアイキャッチ効果をもたらしている。

ボディサイズは全長4287×全幅1845×全高1360mm、ホイールベース2612mm。『308』の5ドアハッチバックと比較すると、11mm長く、30mmワイドで、138mm低い。ホイールベースは4mm長い。

シャシーは、308などと共通の「プラットフォーム2」をベースに、ロールセンターを40mm引き下げ、トレッドは前54mm、後ろ72mm拡大。サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアがトーションビーム。ブレーキローター径は前302mm、後ろ290mmの大径タイプだ。タイヤサイズは18インチと19インチ。ESP、DSC、ヒルアシストなどが標準装備される。

内装は308シリーズをベースとしながら、各部の素材を変更し、クオリティをアップ。ヘッドレスト一体の専用レザースポーツシート、メタルリング加工を施したダイヤルなどが、上質な空間を演出する。トランク容量は384リットル(VDA計測法)を確保。フロア下にはサブトランクが設けられる。

フランス仕様はガソリン1、ディーゼル1の2グレード構成。トランスミッションは6速MTだ。排出ガス性能は、ともにユーロ5に適合する。

ガソリンエンジンは、直噴1.6リットル直4ターボの「THP」。最大出力156ps/5800rpm、最大トルク24.5kgm/1400rpmを発生する。欧州複合モード燃費は14.5km/リットル、CO2排出量は159g/kmだ。

ディーゼルは直噴2.0リットル直4ターボの「HDi」。最大出力は163ps/3750rpm、最大トルクは34.7kgm/2000rpm。欧州複合モード燃費18.5km/リットル、CO2排出量139g/kmと、パワーと環境性能を高次元で両立している。

価格はガソリンが2万7400ユーロ(約363万円)から、ディーゼルが2万9900ユーロ(約396万円)から。ボディカラーは7色、内装はクロス、レザー、ナッパレザーの3種類が選択できる。納車開始は2010年春の予定だ。

(MSN自動車、http://car.jp.msn.com/new/news.aspx/root=au006/article=18220/?genre=1

2009年11月23日 (月)

女性好みの可愛い列車

Sty0911231300004p2

 天孫降臨の言い伝えが残る宮崎県に、兄弟の神様から名前をとったJR九州の観光特急「海幸山幸」が誕生した。天然材を外装にも使った斬新なデザインが人気を集め、予約は1カ月先まで満席の状態が続いているという。話題の列車に乗車するため、すっかり寒くなった東京を離れ、フェニックスがニョキニョキ生える南国の地を訪れてみた。

 タン、タラララララ、ラー♪ 軽快なミュージックホーンを鳴らし、「海幸山幸」2両編成が走る。白塗りの外板に宮崎特産の飫肥杉を張り付けたおしゃれな車両は、一人暮らしを始めた女子大生の部屋のように初々しく可愛らしい。神様の厳かさとは無縁だ。

 世界唯一の鉄道デザインコンテスト「ブルネイ賞」の常連でJR九州デザイン顧問の水戸岡鋭治氏は「木のおもちゃ」をコンセプトにしたという。内装も飫肥杉がふんだんに使用され、天然材の良い香りが充満した車内には、木の玩具を収めた小さなギャラリーもある。

 また、2種類あるミュージックホーンを手掛けたのは、カシオペアのキーボード奏者で鉄道愛好家としても知られる向谷実氏。プロフェッショナルの遊び心に満ちた列車となった。

 運行区間は宮崎駅から南郷駅までの55・6営業キロ。1時間半ほどの乗車となる。大きな車窓から景勝地「鬼の洗濯板」を一望したりと見どころも“満載”。きれいな客室乗務員が沿線の神社にちなんだ運試しのくじ箱を持って回ったり、ソファシートのあるサロンで手作りの紙芝居を上演したりもするので、不運にも悪天候に巡り合わせても楽しめるだろう。

 九州では新幹線建設が進む西側に比べ、宮崎県のある東側は鉄道の利便性がとても劣っている。「海幸山幸」が走る日南線も県庁所在地発着にもかかわらず単線区間だ。それだけに新たな特急の運行は待ちに待った出来事。10月10日の出発式に東国原英夫知事が出席し、地元出身の国民的美少女コンテスト優勝者が一日駅長を務めたのも期待の表れだった。

 単線区間特有の上下すれ違い運転のため、途中駅で長めの停車時間がとられる。その間、地元の子供らが大はしゃぎしてホームで追いかけっこをしたり、大人たちも車両を背景にして記念写真を撮ったり…。誰もが明るい表情を浮かべていた。鉄道の持つ地域活性の力とは、経済効果以上に一人一人の気持ちをもり立てることにあるのだな、と改めて認識することとなった。

■観光特急「海幸山幸」 廃線になった高千穂鉄道の「トロッコ神楽号」を改造した気動車。日南線沿線の「飫肥杉」を内外装に使用。不燃剤を染み込ませるなどして安全基準をクリアした。土日休日や年末年始に運行。指定席21、自由席30だが、「指定席が取りづらい」との声が高まり、12月5日から指定席42、自由席9に変更される。

(産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/091123/sty0911231300004-n1.htm

2009年11月 1日 (日)

『ハイブリッドカーは本当にエコなのか?』

Bks0911010816003p1

 トヨタのプリウス、ホンダではインサイト。「今はハイブリッドカーしか売れない。トヨタのカローラやホンダのフィットなど価格も手ごろな大衆車でさえ、なかなか売れない…」。自動車メーカーに勤務する知人は最近、こう嘆く。燃費が良く環境にも優しい。こんなクリーンなイメージを前面に出し、経済不況が深刻な状況でもハイブリッドカーは好調に売れている。「ハイブリッドカーは本当にエコなのか?」というショッキングなタイトル。日本経済の数少ない明るい材料に水を差すような言葉だが、現段階のエコカーが、まだ技術的にも環境的にも成熟していない実情を具体的に解説していく。エコの行き着く先にある車の姿、社会の形とは?(宝島社新書・700円)
(産経ニュース、MSN、http://sankei.jp.msn.com/culture/books/091101/bks0911010816003-n1.htm