出産・子育て Feed

2010年3月23日 (火)

トキ、別のペアも求愛行動

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 繁殖に向け巣作りをしているトキ2組が確認された新潟県佐渡市で22日、新たに別のペア1組が求愛行動を示す擬交尾をしている姿が撮影された。

 環境省は中国からもらい受けたトキの子孫を繁殖させて平成20年から放鳥。21日、放鳥した29羽のうち2組のペアの巣作りを確認したことを発表した。

 今回撮影されたのはこれとは別のペア。木の上で雄が雌の背中の上に乗り、くちばしを合わせ、約10秒間2度にわたって擬交尾していた。本格的な繁殖期に入りさらにペアが誕生する可能性があるという。

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100322/trd1003222233009-n1.htm

2009年11月29日 (日)

猫舌のメカニズム

熱~いラーメンをフーフーして食べる猫舌の友人を見てふと疑問がわいた。猫舌の原因ってなんだろう? 朝日大学歯学部の硲哲崇教授に詳しい話を聞いてみた。

「食の好き嫌いは母子で一致するというデータがあります。母親が嫌いなものは、子どもにも与えないからでしょう。同じように、母親が猫舌ならば子どもにも熱いものを与えませんから、熱いものを食べるトレーニングができずに大人になっても猫舌のままの可能性があるかもしれません」

身体的な違いはないのでしょうか?

「よく言われるのは口腔内や舌の角質層の厚さ。個人差もあるし、年齢を重ねると厚くもなります。ただ、その差はマイクロメートル単位。直接の原因とは考えにくい。むしろ、食べ方や飲み方の違いだと思います。猫舌の人は、熱さを感じる温点が集中している舌の先で食べているのではないでしょうか。温点が少ない舌の中央に持っていけば熱さをあまり感じませんし、空気も一緒に吸い込む形になるので冷めやすくもあります。ただし、熱さを感じにくいからといって、ヤケドをしないわけではありません。口腔内のヤケドは舌炎や口内炎の原因にもなるので、医学的には無理に猫舌を治す必要はまったくありません」

ちなみに、こんな器用な食べ方は人間だけ。鹿児島大学農学部獣医学科の川崎安亮教授いわく「動物はすべて猫舌」とのこと。

「熱すぎると痛みを感じるので手をつけないと思います。野生動物が口をヤケドすると、エサを食べられなくなる恐れがあり、生死に関わります」

動物はみな熱いものを食べないのに、なぜ“猫”舌と呼ばれるのでしょうか?

「猫は昔から人間に近い場所で飼われているので、熱いものを食べない姿が特に目立ったのかもしれません」

ただ、最近では長いこと人に飼われて、温かい食べ物に慣れ、猫舌でなくなる猫もいるのだとか。猫舌じゃない猫。なんだか変な感じです。
(R25編集部)
http://news.nifty.com/cs/item/detail/r25-110000007989/1.htm

2009年11月 7日 (土)

新生児の泣き声にも“訛り”

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 新生児は子宮の中で言語を覚え始め、生まれたときには既にその言語特有のアクセント、いわば“訛り”のようなものを身に付けているという研究が発表された。

 胎児は耳で聞くことで言語に慣れていくという見解は特に目新しいものではない。誕生直後の新生児が複数の異なる言語を耳にすると、ほとんどの場合、母親の胎内で聞こえていた言語に最も近い言語を好むような態度を示すことが複数の研究で既にわかっている。

 ただし、言語を認識する能力と発話する能力とはまったく別のものである。

 ドイツ、ビュルツブルク大学発話前発育・発育障害研究センターのカトリーン・ヴェルムケ氏が率いる研究チームは、フランス人とドイツ人各30人、計60人の健康な新生児の泣き声の“メロディ”を調査した。

 ただしヴェルムケ氏によると、このメロディ、つまりイントネーションは、厳密に言えばアクセントとは異なるという。アクセントとは、単語の発音の仕方に関連するものだ。

 一般的に、フランス語を母国語とする人は語尾を上げ、ドイツ語を母国語とする人は逆に語尾を下げるということが知られている。また、メロディ(話し言葉のイントネーション)が言語の習得において決定的に重要な役割を果たすということもわかっている。「ここから、新生児の泣き声の中から何らかの特徴があるメロディを探すというアイデアを思いついた」とヴェルムケ氏は明かす。

 今回の研究に参加した新生児の泣き声のメロディは、胎内で聞いていた言語と同じイントネーションをたどっていた。例えば、フランス人の新生児は泣き声の最後の音が高くなった。「胎児や乳幼児がメロディを感じ取り再現することから、人間の言語習得の長いプロセスが始まることは明らかだ」とヴェルムケ氏は語る。

 また今回の発見で、言語の発達プロセス以上のことが明らかになる可能性もある。「乳幼児の泣き声などの発声をさらに分析すれば、人間の祖先がどのようにして言語を生み出したのかという謎の解明にも役立つかもしれない」。

 この研究結果は2009年11月5日発行の「Current Biology」誌に掲載されている。

Matt Kaplan for National Geographic News
(ナショナルジオグラフィック、http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/ng-20091106-8219270/1.htm