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2010年8月25日 (水)

足元の成長率鈍化は日本の地位が急落する前兆?

 今年4-6月期のドル換算のGDPで、ついにわが国は中国に抜かれた。「中国のGDPは、今年中にわが国のそれを追い越す」と言われてきたことが、いよいよ現実味を帯びてきた。

 それに伴って、最近“ジャパン・アズ・ナンバー3”という表現をよく見かける。経済規模で見ると、米国、中国に次いで、わが国が世界第3位という意味だ。

この表現を見ると、1979年、ハーバード大学のエズラ・ボーゲル教授が、著書で『ジャパン・アズ・ナンバー1』と書いたことが、ずいぶん遠い昔のように感じられる。

 ただ、冷静に考えると、わが国の10倍の人口を誇る中国の経済規模が、わが国のそれを上回ることは、ある意味、それほど大きな問題ではない。

 1人当たりの付加価値ベースで見れば、依然わが国の方が中国の水準を凌駕しているからだ。安定成長期に入ったわが国の経済成長率と、「昇る日」の勢いとなっている中国経済の伸び率を比較すれば、いずれかの段階で中国がわが国を追い越すことは、むしろ当然の結果と言えるだろう。

 それよりも、注目すべきポイントは、わが国自身の現状だ。1990年初頭に資産バブルが崩壊した後、わが国経済の低迷は長期化した。その間、人口減少や少子高齢化などの問題が顕在化していることもあり、ほとんど名目ベースのGDPは増加していない。

 つまり、我々が肌で感じる経済は発展していないのだ。労働者の給与や企業の収益は、名目ベースで上昇していないのである。

 それに伴い、わが国社会全体に閉塞感が漂い始めている。経済専門家の中には、「日本は典型的なNDC(Newly Declining Country・新衰退国)ではないか」と指摘する声もある。わが国は、このまま奈落の底に落ちてゆくのだろうか。

続きは ダイヤモンドオンライン で(http://diamond.jp/articles/-/9155?page=2

(NIFTYニュース、http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/diamond-20100825-05/1.htm

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