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2010年2月28日 (日)

高木「メダルもらえなくてよかった思う」

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 初めての経験に心が揺さぶられた。決勝に臨む先輩たちの姿を間近に見て、高木は「泣きそうになった」という。スケートでは初めてのことだった。レースに出たいという思いはもちろんあった。だが「五輪への思いは先輩たちの方がある。身近で携われたことでも感謝したい」。こう心から思った。

 リードして迎えた終盤。心を込めて声援を送った。ゴール際までもつれた勝負。わずか0秒02差での銀メダルだった。「コンマ差では悔しいと思う。でもすごいなと感動した。ソチに向けてやってやろうという思いが強くなった」。1カ月以上もの海外遠征、そして初めての五輪。1000メートルでは最下位にもなった。だが、次への意欲が沸々と沸いてきた。

 メダルは3人分しかない。だが、先輩たちとともに日の丸を掲げてリンクを回り、思った。「メダルをもらえなくて良かったと思う。自分の力じゃないから。ソチでは団体戦も任せてもらえるようになりたい」

 小平が「美帆ちゃんの存在があったから私たちも奮い立てた」と話せば、田畑も「ムードメーカーだった」。3人はそれぞれの銀メダルを15歳にかけて感謝を伝えた。「ここで経験したことを生かしたい」と視線を上げた高木は、メダルの重みをしっかりと心に刻んだ。初めての大舞台で得た大きな収穫だった。
(金子昌世)

(MSN産経ニュース、http://sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100228/oag1002281224017-n1.htm

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